こんにちは!
岡崎でボクシングジムを経営している元ボクサーのみきやです。
今回は、実戦で使える「右オーバー」について解説していきます!
ありがたいことに、以前から「右オーバーの打ち方を教えてほしい」というリクエストをいただいており、ようやく動画も撮影できました😅
右オーバーは僕自身がよく使う武器であり、しっかり練習すれば決め技にもなります。
それではさっそく、実戦で効く右オーバーのコツを見ていきましょう!
【右オーバー】は“見せて・誘って・回す”
右オーバーはただ打てば決まるパンチではありません。
“仕掛け”が必要です。
いきなり打っても簡単にブロックされるので、いかに「相手の意識をそらすか」「打ちやすい状況を作るか」がポイントになります。
■ 右オーバーを決めるための4つのポイント
① あえて絞ったストレートを打つ
右オーバーを当てるには、まず相手のガードを中央に誘導する必要があります。
そのために有効なのが、内側(真ん中)に絞ったストレートです。
- わざと顔の中心へ伸びるストレートを打つ
- 相手の意識とガードが中央に集まる
- 外側(サイド)が空く
→ そこに右オーバーを回し込む!
“見せて打たせる”この仕掛けがとても大事です。
② フックはクロールのように大きく回す
右オーバーは小さく打つより、クロールを泳ぐように大きく回した方が当たりやすいです。
小さいフックはコンパクトでスピードは出ますが、ブロックされやすく、破壊力も出にくいです。
- 肘を少し開いて肩のラインで振る
- 手首は内側に返す意識
- 最短距離より、“届かせる”角度で打つ
意外とみんなが苦手とする動きなので、差がつけやすいですよ!
③ 下ジャブからの右オーバーが有効
このコンビネーションは僕もよく使います。
下へのジャブ(ボディジャブ)で目線を引きつけておいてからの右オーバー。
ポイントは「目線を下に向けたままフックを打つ」こと!
- 下ジャブの時、しっかり目線をお腹へ
- 目でフェイントを入れる
- 相手の意識が下に向いているうちに、上へ右オーバー!
この“目の動き”で差が出ます。
④ 前の手を払ってからの右オーバー
ガードがしっかりしている相手には、前手を払ってフックを打つのが有効。
動画の中でも紹介していますが、前手を外へ落として、その瞬間に顔面へ右オーバー!
- 手で前のジャブを叩く
- その動作で相手のガードがずれる
- すかさず右オーバーを振る
これもかなり決まりやすいテクニックなので、ぜひ試してみてください!
【右オーバーの応用】はボディと目線のフェイントで決まる!
続いて紹介するのは「右オーバーの応用テクニック」。
これ、実戦でマジで使えます。打ち方に少し工夫を入れるだけで、しっかり決め技になります!
👉 参考動画はこちら
■ 右オーバー応用の決め方
① まずは右ボディストレートを繰り返す
何度か右ボディを打って、相手に「この人はボディを狙ってくる」と思わせることが前提です。
これはフェイントの“仕込み”になります。
- 実際に右ボディストレートを数発打つ
- 相手がガードを下げる or 警戒して腰を引くようになる
- 誘導成功!
この“クセ付け”を行ってから右オーバーに繋げると効果倍増です。
② 同じ初動から右オーバーへ変化
右ボディストレートと同じ動作・同じリズムで、上に右オーバーを打ちます。
そうすることで、相手の反応はボディ、でもパンチは顔面へ!
- 身体を沈める動作からスタート
- 足の位置・タイミングも同じに
- 最後の瞬間だけ、拳の軌道を上に変える
この「初動フェイント」は、かなり効きます。
③ 目線はあくまで“ボディ”へ
重要なのが“目のフェイント”。
視線が上にあるとすぐバレます。
- 打つ瞬間まで、視線はお腹のあたり
- 上体を沈めることで信憑性アップ
- 相手の視界の中で“ボディに来る”と錯覚させる
練習すれば“決め技”になる
右オーバーはただのパンチではなく「仕掛け」と「演出」がセットです。
それを理解して打つことで、実戦でも使える“武器”になります。
フェイントで意識をそらす
同じ動きで裏をかく
視線やリズムで相手をコントロールする
この積み重ねが、最終的には「勝てる動き」に繋がります。
▶️ 実際の動きを見たい方へ!YouTubeでも詳しく解説中
今回ご紹介した「右オーバー」や「右オーバー」は、タイミングやフォーム、目線の使い方がとても重要なパンチです。
僕のYouTubeチャンネルでは、
✅ 実際の打ち方のリズム
✅ 効果的なフェイントの入れ方
✅ 角度・ステップ・目線のポイント
などを 動画で実演しながら詳しく解説しています!
これからも実戦で使えるテクニックや、フォーム改善のコツなどを定期的にアップしていきますので、ぜひ チャンネル登録・高評価もよろしくお願いします!
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最後に:動画と一緒に何度も見て練習を!
パンチの精度やタイミングは、動画での確認と反復練習がとても大切です。
今回紹介した2本の動画を、ぜひ参考にしながら動きを繰り返してみてください!
👉 右オーバーの参考動画
👉 右オーバーの参考動画
「右オーバー」を得意技にしたい方は、ぜひ取り入れてみてください✌️
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