こんにちは!岡崎でボクシングジムを経営している、元ボクサーのみきやです。
今回は、ボクシングの上達を阻む最大の壁である「スタミナ切れ」と「被弾」を克服するための、具体的な解決策を3つのポイントに分けてお話しします。
「何を練習すれば強くなるの?」という質問にお答えする、たった3分で結果が出る練習法、そして実戦で必須の脱力とディフェンスの極意を解説します。
1. たった3分で結果が出る!究極の連動練習
「これやれってやつ教えて!」という、皆さんの熱い声にお応えして、私が実際に行っていた、ボクシングに必要な要素をすべて向上させる練習方法を紹介します。
これは、ミットでもサンドバッグでも、シャドーでも1ラウンド(3分)続けるだけで効果が実感できる練習法です。
【練習パターン】1-2, 1-2, 1-2-3-4
この練習の目的は、ボクシングで最も大事な4つの要素、スピード、回転力、スタミナ、出入りを同時に向上させることです。
- 1-2, 1-2 (ワンツー、ワンツー): まずワンツーを2回繰り返します。パンチのスピードと回転力を意識します。
- バッグステップ (後退): 2回目のワンツーを打ち終えた後、すぐにステップバックして距離を取ります。これにより、実戦でパンチをもらわないための出入りの技術を体に染み込ませます。
- 1-2-3-4 (ラスト4つ連打): 最後に、4発のコンビネーションを全力で打ち込みます。これは、スタミナと回転力を爆発させるための追い込みです。
このサイクルを1ラウンドだけでも集中して続けてみてください。パンチのキレと、打った後にすぐ戻る習慣が身につき、パフォーマンスが劇的に向上するのを実感できるはずです。
2. すぐバテちゃう人必見!「強弱」をつける休む技術
スパーリングですぐにバテてしまうのは、ボクシングにおける「あるある」ですが、これには明確な原因があります。それは「力みすぎ」です。
全部全力パンチで、常に肩に力が入っている状態では、速いパンチも出せない上、全体のパフォーマンスが落ちてしまいます。
「頑張らないスパー」で抜く場所を見つける
そこで必要なのが、パンチに強弱をつけること、つまり「休む技術」です。
- 捨てパンチの活用: 具体的には、「捨てパンチ」(見せパン)を使いましょう。これは、強く打たない、腰の入っていないパンチで、相手に当てることを目的としていません。
- 目的: 相手の注意をそらす、距離感を測る、そして自分自身がラウンド中に一瞬休むことです。
- 上手い選手が疲れない理由: 上手い選手ほど、ラウンド中に上手く休んでいるからです。仕事でも、新入社員のときはヘトヘトだった作業が、経験を積むと楽にできるようになるのは、「抜くところ」や「省くところ」がわかるようになるからです。
- あえて頑張らないスパー: あえて全力で戦わないスパーをやってみるのも、非常に有効です。そうすることで、本当に力を入れた方がいい「行くべきポイント」と、力を抜いて休んでいい「休む瞬間」が見極められるようになります。
全体のパフォーマンスを下げないために、パンチにも動きにも強弱をつけることを意識してください。
3. パンチをよくもらう人必見!「頭の丸出し」を避ける技術
ボクシングは「いかにもらわずに当てるか」が最も大事な原則です。パンチを当てることに必死になって、頭が丸出しになっている人は非常に多いです。
常にもらわないための2つの鉄則
- 反対の手は常にガード: パンチを打っている反対の手は、常に顔の前に置いてガードしてください。これが基本中の基本です。
- 頭の位置をズラす: パンチを打つ際に、頭の位置を意図的にズラすことで、被弾を避けることができます。
実践テクニック:相打ちジャブとカウンター
- 相打ちジャブ: 私がよく使っていたのが、相打ちジャブです。ジャブを打っている反対の手を顔の前に置き、相手のジャブをパーリング(払う)しながら自分のジャブを当てることで、リスクを最小限に抑えつつ攻撃を通すことができます。
- カウンターの応用: 右ストレートを打つ際も、相手の攻撃を避けるために左足の方に体を倒しながらカウンターを当てると効果的です。これは、防御動作をそのまま攻撃のタメに変える、攻防一体の技術です。
これらのディフェンス意識を持つことで、あなたのボクシングは格段に安定します。
▶️ 実際の動きは動画でチェック!
今回お話しした「たった3分でできる練習法」「捨てパンチでの力の抜き方」「相打ちジャブ」は、動画で見た方がイメージしやすいです。私のYouTubeやInstagramでは、これらの技術を分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
✅ YouTube: みきや@ファイティングビー岡崎
✅ Instagram:@mikiya1997
皆さんの練習の工夫や、ボクシングに関する質問があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
