こんにちは!岡崎でボクシングジムを経営している、元ボクサーのみきやです。
今回は、ボクシング上達において重要なテーマの一つである「脱力」と「上下の連動」について、私が普段から意識しているポイントをお話しします。
「パンチが力んでしまう…」 「どうすればもっと速く、強いパンチが打てるようになるの?」
そう悩んでいる方は、もしかしたらパンチを打つことだけに意識が向いて、パンチの根幹を支える部分が疎かになっているかもしれません。この記事を最後まで読めば、あなたのパンチの質は劇的に変わり、まるで生まれ変わったかのように感じられるはずです。
力まないパンチは「タッチ」から始まる
多くのボクサーが、いつか「脱力」を意識する段階にたどり着きます。しかし、いざ力を抜こうと思っても、逆に力が入ってしまい、パンチの質が落ちてしまうという壁にぶつかります。
この壁を乗り越えるための最初のポイントは、「タッチ」することです。
パンチを「打とう」「当てよう」と思うから力が入るのです。その意識を捨てて、「触るくらいの感覚」でパンチを打ってみてください。
なぜ「タッチ」が脱力を生むのか?
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力を抜きやすくなる: 強く打つという意識がなくなるため、自然と腕や肩の力が抜けます。
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スピードの基礎ができる: 脱力した状態の方が、パンチは速く、スムーズに出ます。
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無駄なスタミナ消耗を防ぐ: 力みがないため、疲れにくく、長時間の練習でも質を維持できます。
具体的な練習法:タッチマス
「タッチ」の感覚を養うには、「タッチマス(タッチマスボクシング)」がおすすめです。
これは、相手の肩、腹、膝などをグローブで触った回数を競うマスボクシングです。勝負が数で決まるので、強く当てることではなく、いかに早く相手に触れるかに集中できます。これにより、無意識のうちに脱力した状態で素早く動く感覚を養うことができます。
日々のシャドーやミット打ちでも、この「タッチ」の意識を持って取り組んでみてください。
パンチの質を変える「素手打ち」
グローブに慣れすぎると、パンチをどこで当てているのか、何も考えずに打ってしまうことがあります。パンチの質を根本から変えるには、たまに素手でパンチを打ってみることが非常に有効です。
なぜ「素手打ち」が重要なのか?
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拳の意識が高まる: 素手で打つことで、拳のどの位置で当てるべきか、より意識が向くようになります。パンチの質は、当てる場所一つで大きく変わります。
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正確なフォームを追求できる: グローブがない分、手首の角度やフォームの癖が分かりやすくなります。フォームのどこに無駄があるのか、どの角度で打つのが正しいのかを、より明確に確認できます。
ただし、くれぐれも捻挫や怪我には気をつけてください。 素手で打つ際は、強く打つのではなく、フォームや当てる位置の確認に集中することが大切です。
ボクシングは「地面を蹴る」スポーツ
ボクシングはパンチを打つスポーツですが、同時に「地面を蹴る」スポーツでもあります。
パンチを打つとき、ステップを踏むとき、あなたは常に地面を蹴っています。これは「蹴る」というよりは「踏む」という感覚に近いかもしれません。
動画を見たときに、上半身だけでなく、下半身の動きに目がいく方は、もはや玄人目線です。パンチに威力を与えるのは、腰の回転と、それに連動した下半身の力だからです。
「地面を蹴る」メリット
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パンチの威力向上: パンチを打つ瞬間に地面を強く踏み込むことで、下半身の力がパンチに伝わり、より強く、速いパンチが打てるようになります。
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手と足の連動性: パンチと同時に地面を蹴る意識を持つことで、手と足の連動がスムーズになります。これにより、距離感の調節や移動もより軽快に行えるようになります。
まとめ:脱力、素手打ち、地面を蹴る
パンチにキレと威力を与えるための極意は、以下の3つに集約されます。
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「タッチ」を意識して、脱力する
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「素手打ち」で、拳の当たる場所とフォームを意識する
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「地面を蹴る」ことで、下半身の力をパンチに伝える
これらの地道な練習を続けることで、あなたのパンチは、見た目も質も劇的に変わります。ぜひ、次の練習から意識してみてください。
▶️ 実際の動きは動画でチェック!
今回お話した内容は、文章だけでは伝わりにくい部分もあると思います。これらの技術や感覚は、YouTubeやInstagramでも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
いつも感想や「いいね」をくださる方、本当にありがとうございます。皆さんのコメントが私の活動の励みになっています。皆さんは普段、パンチを打つときに何を意識していますか?
ぜひコメントで教えてくださいね。