こんにちは!岡崎でボクシングジムを経営している、元ボクサーのみきやです。
今回は、実戦で役立つ特別な技術と、日々の練習をサポートしてくれるアイテム選びについてお話しします。特に、リーチの長い相手に有効な「変則的な左ストレート」と、モチベーションやパフォーマンスに直結する「シューズ選びのポイント」を合わせて解説します。
距離を詰める変則技:スイッチからの左ストレート
ボクシングの試合で、相手との距離がうまく詰められないと悩んだことはありませんか?特にリーチの長い相手だと、なかなか懐に入り込めず、パンチを打つチャンスを逃しがちです。
そんな時に私が実際に試合で使っていたのが、この「ワンツーの空振りからのスイッチ」という変則的な技です。
変則的な動きで意表を突く
この技は、ワンツーを空振りさせることで、相手に攻撃が終わったと思わせ、その隙にスイッチしながら左ストレートを打ち込みます。
- ワンツーで相手を惑わす: 通常のワンツーを打ち、意図的に空振りさせます。相手は「攻撃が終わった」と判断し、一瞬警戒を解くことがあります。
- スイッチで距離を潰す: ワンツーを打った勢いを利用し、素早くスイッチ(右構えから左構えへ)します。この変則的な動きは、相手の予測を裏切り、さらに一気に前に出ることで距離感を潰すことができます。
- 変則的な左ストレートを放つ: スイッチで前に出た勢いを使い、左ストレートを打ち込みます。通常のストレートとは全く違うタイミングと角度から飛んでくるため、相手は反応しにくく、クリーンヒットを狙うことが可能です。
このような変則的な技を試合の合間に織り交ぜることで、相手のリズムを崩し、主導権を握ることができます。ぜひ練習して、あなたのレパートリーに加えてみてください。
モチベーションと技術を支える「シューズ選び」
ボクシングの技術は、日々の地道な練習によって培われます。その練習の質を上げ、モチベーションを維持するために、シューズ選びは非常に重要なポイントです。
皆さんはボクシングをするとき、何を履いていますか?
「本気でボクシングをやりたい!」と考えている方には、ぜひボクシングシューズを使うことをおすすめします。私は選手時代、主にミズノとアシックスのリングシューズを使い分けていました。
ミズノのリングシューズ
- デザイン: 何よりも見た目がかっこよく、モチベーションが上がります。
- 履き心地: 私の足型に合っており、軽く、地面への接地感が非常に良いです。体重移動がスムーズになり、パンチを打つときの感覚が格段に向上します。
- 注意点: 個人的な意見ですが、値段が高価で、比較的壊れやすいと感じています。そのため、試合用など、特別な時に履くシューズとして使うのが良いでしょう。
アシックスのリングシューズ
- 履き心地: フィット感があり、非常に履きやすいです。軽さも申し分ありません。
- 耐久性: グリップ力が高く、持ちが良いです。普段の練習から試合まで、幅広く使えるので、コスパ最強のリングシューズと言えます。
トレーナー業でバッシュを使う理由
私がトレーナーとして働く際にバッシュを履いているのには、明確な理由があります。
- ボクシングの動きへの対応: ランニングシューズと比べてグリップ力が高く、サイドの動きに強いため、ボクシングの動きに適しています。
- クッション性: リングシューズはクッション性がほとんどないため、長時間のトレーナー業では足が痛くなってしまいます。その点、バッシュはクッション性が高く、足への負担が少ないです。
- デザインと価格: 値段も安価で、デザインも豊富。気分に合わせて選ぶことができます。
まとめ:上達は「工夫」から生まれる
今回ご紹介した変則技やシューズ選びのポイントは、どちらも日々の練習への「工夫」から生まれたものです。
- ワンツーを空振りで見せることで、相手の予測を外し、距離を詰める。
- 用途に合わせてシューズを選ぶことで、練習の質とモチベーションを高める。
このように、小さな工夫を積み重ねることで、あなたのボクシングは確実にレベルアップします。
▶️ 実際の動きは動画でチェック!
今回お話しした内容は、動画で見た方がイメージしやすいです。変則的なパンチの動きや、日々のトレーニング風景は、YouTubeやInstagramで解説しています。
ぜひチャンネル登録やフォローをして、動画で一緒に練習を深めていきましょう!